小泉八雲記念館がリニューアルオープンしました
半年あまりのお休みをいただきました小泉八雲記念館、本日無事にリニューアルオープンを迎えました。初日からたくさんのお客さまにご来館いただきありがとうございます。
オープンに先立ち、昨日15日（金）に地元や国内外の関係者をお招きして記念式典を挙行しました。
館内を自由にご観覧いただいたのち、新築の展示室2・3で八雲ゆかりの品々に囲まれながら式典のはじまり。松江市長と松江市議会議長のあいさつにつづき、来賓のアン・バリントン駐日アイルランド大使にご祝辞をいただきました。
また、リニューアルにあたって、八雲の初版本や翻訳本など貴重なコレクションをご寄贈いただきましたタキス・エフスタシウ氏には松江市長から感謝状を贈呈。また、記念館休館中の4月に発生した熊本地震で被災した小泉八雲熊本旧居のために、松江の小泉八雲旧居と松江歴史館でお預かりしました義援金を、熊本八雲会会長・小泉八雲熊本旧居保存会副会長の西川盛雄氏に、小泉凡館長からお渡ししました。
小泉凡館長からはリニューアルの経緯や、新しい記念館の見どころ、「八雲ゆかりの世界各地との情報の共有と発信」「未来を担う若者の教育の場として活用」といった今後の目標をご説明しました。最後は奈加靖子さんのアイリッシュ・ハープの弾き語りで、八雲が愛したアイルランドの民謡「春の日の花と輝く」を披露していただき、参列も一緒に口ずさんで、記念館の新たな船出を祝いました。